【獣医師執筆】猫フィラリアはどう防ぐ?予防関係の疑問を解決!

猫フィラリアはどう防ぐ?予防関係の疑問を解決!

猫 フィラリア

 

 

この記事は、前回の記事の続きになります。もし前回の記事を読まれていないのでしたら、こちらからお読みください。

 

 

 

 

予防の重要性

猫 フィラリア

 

前回までの記事で、猫のフィラリア症が、いかに難しい病気かわかっていただけたのでしょうか?
猫のフィラリア症の難しさをまとめてみましょう。

 

  1. フィラリアは診断が難しい
  2. 治療法が明確には確立していない
  3. 安易に治療してしまうと、逆に症状が悪化する

 

なかなかやっかいですよね。
では、フィラリアの対策はどうすれば良いのでしょう?

 

かからなければ良いのです。

 

つまり猫のフィラリアは予防が重要となります。
今回のページでは予防についての疑問を解決していこうと思います。

 

 

室内飼いに予防はいらない?

猫 フィラリア

室内外の猫は予防しなくても大丈夫ですが?

完全室内飼いの猫でも、予防は必要です。

 

この質問はよく受ける質問です。
たしかに外にでなければ安全なような気がしますよね。

 

ただし、想像してみてください。フィラリアは蚊に刺されることによって感染します。
外にいた方が、蚊に刺されることは多いですが、家の中でも蚊に刺された経験はありませんか?

 

室内にも蚊は入ってくるリスクはあります。
なので、室内飼いでも予防したほうが良いのです。

 

 

予防はいつから?

猫 フィラリア

予防はいつから始めれば良いのでしょうか?

1年中の予防を推奨します

 

フィラリアは蚊に刺されると感染するので、蚊がいる時期が重要になります。
フィラリアだけを考えるのであれば

蚊が出現する30日前〜蚊がいなくなってから30日後

が、フィラリア予防薬の投与時期です。

 

しかし、日本でもアメリカでも年中の投与が推奨されています。
理由としては

  1. 確実に投与するため(蚊が出る時期は地域差や年度による違いがある)
  2. 予防薬はフィラリア以外の寄生虫も予防できる

からです。

 

寄生虫はフィラリアだけではではありません。
特に最近はSFTSが日本で問題になっています。SFTS に関してはこちらから

 

 

 

市販の予防薬は使っていいの?

猫 フィラリア

市販の予防薬は使っても良いの?

市販の予防薬はおすすめしません。

 

猫の予防薬はいろいろな所で売っています。それこそ、普通の薬局や量販店に安いものがたくさん売っています。実際予防薬は何でも良いのでしょうか?

 

答えは NO です

 

一口に予防薬といっても、その質はピンからキリまであります。
中には、予防薬の成分の量が不十分だったり、アレルギーがでやすいものもあります。

 

なので、基本的には病院で処方されたもの以外は使用しないことをおすすめします。

 

 

おすすめの予防薬

どんな予防薬がおススメなの?

かかりつけ医と相談することがベストです。

 

猫のフィラリアを予防できる薬はいくつかあります。
では、どれを使用すればよいのでしょうか?

 

予防薬は様々な種類があり、それぞれに特徴があります。

そして、どれが良いかはその子が住んでいる地域や、生活スタイルによってかわります。

 

なので、かかりつけ医と相談することが、一番良い方法です。

 

ですが、それを踏まえたうえで、お勧めはどれか、といわれたら、この2つになります。

 

ブロードライン

猫 フィラリア

 

レボリューションプラス

猫 フィラリア

 

どちらもかなり広範囲の寄生虫に効くので、一つの予防薬で多くの病気を予防できます。

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか?
しばらくフィラリア特集をやってきましたが、猫のフィラリアについてわかってきたのでしょうか。

 

今回の記事のまとめです

  • フィラリアは治療ではなく、予防が重要
  • 完全室内ネコでも予防が必要
  • 予防は1年中実施する
  • 予防薬はかかりつけ医と相談
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